福利厚生としての猫
私は、現在インターンと家庭教師をしているのですが、家庭教師先の家に猫がいます。
その猫がとても可愛いんです。茶色と白の茶トラで、いつも不機嫌そうな顔をしているブサカワ猫です。授業のたびに、僕の椅子の横でゴロンと寝そべったり、生徒の机の上に乗って邪魔しにきます。
生徒が問題を解いている時、僕は猫を見ます。目線が合うたびに、猫は「にゃ」と小さく鳴きます。そして、撫でたくなったら、撫でます。全く嫌がりません。
この子は、これまで出会った猫の中で、ダントツで人懐っこくて、めちゃ可愛いです。
初めて家に上がった時、廊下の奥の方でポツンと座っていて、目線があった瞬間から虜になっていたのですが、初回授業では遠くから観察されただけでした。
2回目は、授業が始まってから途中でドアの隙間から部屋に入ってきたんです。僕は膝をついて驚かせないように猫に指を近づけ、匂いを覚えてもらいました。すると、僕に近づいてきて触れることを許してくれたんです。
それ以降、僕が授業に行くたびに近づいてきて、撫でを要求します。僕はいくらでも撫でたいので、隙あらば撫でます。毛並みもいいので、サラサラです。
授業が終わる時には、パンツの裾は猫の毛がたくさんついています。
僕が嬉しかったのは、その猫が人懐っこくないと飼い主が言っていたことです。人懐っこくないはずなのに、僕には懐いてくれて、本当にうれしいです。
授業を始める時、生徒の部屋から猫を締め出すと、授業中、ドアの方から「にゃー」という声が聞こえてきます。ずっと無視していると鳴き続けるので、ドアを開けると隙間から、猫がスッと入ってきます。そして、僕の椅子の横に寝そべり、撫でずにいると、机の上に上がってきます。
幸せです。家庭教師としてとてもお給料をもらっている上に、猫も撫で放題。実質時給3万円くらいあるようなものです。
ここから先は全く関係ない気づきですが、仕事などでも、ちょっとした嬉しいことがある環境とそうでない環境では、仕事への満足度や幸福度が大きく変わってくるのだろうなと思いました。
よく仕事で大切なのは人間関係と給料とやりがいとかは言われる話ですが、案外こういう小さいことも大切だと感じます。
企業にとっても、従業員の幸福度と密接に結びつくものを福利厚生として提供するというのは、案外賃金以外の要素で効率よく従業員を惹きつけることができると思います。
もしかしたら、転職が盛んで人材不足の企業にとって、こういうアイデアは案外有効かもしれません。もちろん、家庭教師先の猫は飼い猫でしかないですが、僕にとっては最高の福利厚生です。
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